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ポケモンシングルレート最高レート2016(SMシーズン3)シングルレートの構築記事を中心に書いていきます。デンチュラ大好き

【SMシングルシーズン5】ボディパージギルガルド構築

はじめまして、ペクチンと申します。

シーズン5において2度目のレート2000を達成することが出来たので、今期使用した構築について書いてみたいと思います。

 

①構築の始まり

 

今回の構築では、ボディパージを採用したギルガルドを取り入れた。

今まではギルガルドをパーティで採用してはいたもののあまり選出されず、「ギルガルドが上からガンガン殴ってくれたら楽なのにな…」という発想で思いついた型。

ボディパージとは、素早さを2段階上昇させる(ついでに体重が半分になるが、特に損得はない)積み技で、準速ギルガルドであれば、最速151属まで抜くことができ、これは準速スカーフカプ・テテフまで抜けることになる。

ギルガルドは大抵の攻撃を耐える高いBDと、スイッチ後の高火力により、対面性能は非常に高いが、素早さの低さによって何度も攻撃を耐えることは出来ず、抜き性能は決して高いとは言えない。精々弱点保険発動後のかげうちで2体目を大きく削る程度である。しかし、ボディパージを採用することによってギルガルドがほぼすべてのポケモンの上を取ることができ、実質ABCDS種族値が150というようなバケモノが誕生する。

ギルガルドの対処方法として、「1体で削って次のポケモンで落とす」というやり方は比較的メジャーであり、キングシールドの存在もあり、比較的ボディパージが決まりやすい。

攻撃技としてはタイプ一致で高火力を出せるシャドーボールとラスターカノン、上から4倍を押し付けられるめざ氷とした。かげうち、道連れが欲しい時もあったが、どうしてもラスカノを切ることは出来なかったため最後まで技構成に変更なし。

 

②今回の構築

 

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今回はボディパージギルガルド、環境に多い鋼タイプに負担をかけて行くためのメガリザードンYと、ステロや欠伸でギルガルドの火力補助が出来るカバルドン、環境トップのミミッキュバシャーモにある程度対応でき、リザY、ギルガルドが辛くなるチョッキやスカーフの地面タイプにも役割を持てるギャラドスを中心選出に据え、補助枠としてシーズン3(最高レート2016)で大活躍してくれた格闘Zカプ・テテフ、ラストは相手のガッサ、カバ展開が比較的辛かったのでジャローダを採用。

 

③メンバー紹介

 

No.1 ギルガルド

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控えめCS252残りD ゴーストZ 

シャドーボール ラスターカノン めざめるパワー氷 ボディパージ

 

今回の構築の肝。

等倍でゴリ押しできる範囲を増やすためのゴーストZを採用。カプ・テテフや削れたロトムゲッコウガ等、削りで切ってきてくれるポケモンは非常に多く、また相手の交換も誘発のタイミングでもボディパージできたため、全抜きしてくれる場面は非常に多かった。ボディパージもさることながら、めざ氷も読まれにくく、何匹ものマンダやランドを葬った。また、ボディパージをあえて見せないことで相手の物理アタッカーに無いキングシールドとの択を迫らせて突破したことも何度もあった。パーティでポリゴン2を見られるポケモンカプ・テテフくらいしかいなかったため、環境にポリ2が増えた終盤は少し選出率を下げてしまったが、選出率は3位。

 

No.2 カバルドン

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慎重 H252B76D180 気合の襷

地震 欠伸 吹き飛ばし ステルスロック

 

起点作りの得意なフレンズ。

 最初はメンタルハーブで使っていたが、挑発を撃たれることよりも水Z等の高火力で1撃で持っていかれることの方が絶望的だと気付いたため襷に変更。これにより相手に何がいても先発で繰り出すことが出来たり、相手の剣舞に怯えずステロを撒ける、ミミッキュ対面で挑発警戒の地震が撃てる等、実際の発動機会よりは強引な行動をとることのできる精神的なアドの方が多かった。

耐久はテテフの眼鏡サイキネ耐え、残りB。選出率は2位。

 

No.3 ギャラドス

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陽気 AS252 ギャラドスナイト

滝登り 地震 氷の牙 龍の舞

 

ミミッキュを食べてくれるおさかなさん。ABミミッキュもステロ+砂ダメ1回までで確定1発。(実際はABだったりトリルだったりとミミッキュにかなり苦しめられた)

言わずもがな、まあ強いのなんの。バシャーモ対面では最近雷パンチ等の非メガ対策技持ちが増えていたので、メガして滝登りと決めていた。

大事な場面で氷の牙を外したり、雷パンチで麻痺+痺れを引いたり、急所を貰ったりと、とにかく運の悪いポケモンだったが、最後まで良く頑張ってくれた。選出率は堂々の1位。

 

No.4 リザードン

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臆病 CS252 リザードンナイトY

火炎放射 ソーラービーム めざめるパワー氷 ニトロチャージ

 

元エース候補だったが、今回はベンチを温める日々が多かった。

鋼がいると選出したくはなったが、バシャーモミミッキュ、スカガブやチョッキランド等、とにかくリザYが止まる相手が多かったため、比較的厳しかった。しかし、レヒレに対して安定した打点を叩き出せるなど、同じ炎タイプのバシャーモにはない利点も多くあったため、活躍としては十分してくれた、選出率は4位。

 

No.5 カプ・テテフ

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控えめ CS252 格闘Z

サイコキネシス ムーンフォース 気合玉 挑発

 

とにかく相手のパーティを崩壊させる破壊の神。

先発出しからマンダ・ゲンガー等の対面でスカーフ偽装で強引に突っ張り、ナット・ドランを呼び出して格闘Zで崩壊させる。受けループのラッキーも、受け出しサイキネから挑発、サイキネ2発から格闘Zで強引に落とすことが出来る。

ポリ2への解答がはぼこいつしかいなかったため、ポリ2を見た時はほぼ強制的に選出させられたが、期待通りの働きを見せてくれた。格闘Zを撃つ予定がなければギルガルドとのZ被り選出もあった。選出率は5位。

 

No.6 ジャローダ

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臆病 HS252 ラムの実

リーフストーム めざめるパワー炎 蛇睨み リフレクター

 

シーズン中、ずっと迷い続けた1枠。(正直何でもいい)

最初はウツロイドを入れていて、活躍の場も多かったが、やはり相手のキノガッサに1匹眠らされることはまずく、相手のカバ展開も比較的重かったため、ジャローダに交代。ラム持ちで相手のカバの欠伸を気にせずに行動することができ、起点作り役の割に3タテしてしまう場面も。ただ、此方のカバを見て初手でリザマンダが出てくるような出し負けのリスクが大きく、終盤ではカプ・コケコと交代した場面もあった。選出率は6位。

 

④感想

 

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構築の考察段階においては、頭の中でバッタバッタと相手ポケモンをなぎ倒していく姿を思い浮かべていたボディパージギルガルドであったが、実際予想以上に強い型であり、何度も全抜きを経験することができ、非常に爽快であった。

今回はスカーフテテフまで意識してCSに極振りしたが、耐久が心もとなく、高火力ポケモンのタイプ一致の抜群技を受けてしまうと落ちてしまうことがあったので、うまくお膳立てしてあげれば非常に活躍することが出来た。

予想以上に強い型であったため、キングシールドとの選択でテンプレ型にならないかな、とも思いつつ、これ以上ギルガルドの型が環境に増えてしまっては困るな、とも思いつつ…。

ともあれ、非常に面白い型ではあると思うので、是非とも一度お試し頂きたい。

 

最後に、構築のQRパーティを公開しておきます

3ds.pokemon-gl.com

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

初めての投稿なのでお見苦しい点も多々あったかとは思いますが、これから頑張って行きたいと思います。

ご意見、ご感想等ありましたら、是非コメント頂けると非常に嬉しいです。

ではまた。