ねばねばネット

ポケモンシングルレート最高レート2016(SMシーズン3)シングルレートの構築記事を中心に書いていきます。デンチュラ大好き

【USM-S11】音速ギャラアーゴヨン【2ROM20 最高2019】

こんにちは、ペクチンです。

まずはUSMシングルレート・S11お疲れ様でした。

今期は自分としては初めての2ROM20達成、また20からの1勝を達成し、最高レート更新(2019)を達成することができ、非常に収穫の多いシーズンになりました。

ということで、今期も構築記事の方を書かせていただきます。

比較的面白いポケモンを多く詰め込んでみたつもりなので、よかったら読んでもらえると嬉しいです。

 

以下常体

 

①パーティコンセプト

毎回目指しているところではあるが、自分のレーティングバトルは

サイクル数、被サイクル数を極限まで減らし、スピーディに勝利を目指す

という点を目標にしています

 

理由としては

上位との戦いでは、高度な読み合いが発生し、択勝負になってしまうことも多い

択勝負となると、一概に「必ず勝てる」とは言えなくなる

というところがあり、勝率を上げるためには、なるべく択が発生するような戦いをしない、ということが必要であると考えているからです

 

その為、自分のサイクル数を減らすことは勿論、相手のサイクル数を減らすことも考えポケモンや技を選んでいくようにしています

 

②今期の構築

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ここ数シーズン使っているランドロス-ギャラドスアーゴヨンの並びからスタート

トリックルームへの対応としてカプ・レヒレを今期も採用

 

今期の新メンバーとして

低速サイクルやバンギ入りの並びを崩すためのグロウパンチメガメタグロス

裏メガかつドラン入りへの対抗としてのヒコウZウルガモス

を組み込み、パーティが完成した

 

③個別紹介

No.1 ランドロス

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【性格】陽気

【特性】威嚇

【持ち物】気合の襷

努力値】0-252-0-x-4-252

【技構成】地震 叩き落とす 大爆発 ステルスロック

 

ステロ撒きで、特性・技範囲・攻撃力を兼ねそろえた優秀な先発要員。

基本的にランドロスから入れば間違いないと言っても過言ではない。

ステロ要員ではあるが、現在の環境ではステロが撒けたとしても積みアタッカーが3タテすることはミミッキュや高耐久ポケモンの種類が増えたことから容易ではない。そのため単なるステロ撒きよりも先発削り、荒らし要員としての能力を重視し、出来るだけ1匹以上持っていくことを考え、余裕があればステロを撒くといった動きをした方が全体としての勝率が上がる。

今期は夏だったこともあり、襷激流ゲッコウガで涼しさを感じたい人たちが増えたため大爆発で1-1交換を取れることが少なかったが、それでも常に最低限の仕事はしてくれるため優秀だった。

最終日は9月に入り、静電気が溜まっていたためサンダーに触れるたびに麻痺をした。

初手対面で冷凍ビームや冷凍パンチで凍るのは4倍弱点で突っ張っているこっちも悪いので我慢するが、初手のメタグロスアイアンヘッドを撃たせて来る人は犬のうんちでも踏めばいいと思う。あと水手裏剣を5回当てるカエルにもうんちを。

 

 

*叩き落とすに関して*

一般的な起点ランドロスは叩き落とすではなく岩石封じを採用している事が多いが、個人的に起点ランドロスは叩き落とすの方が優秀であると考えている。(詳しくは単体考察という形で書くかも知れない)

理由としては、起点ランドロスが岩石封じを持ったところでパーティ全体としての勝率が明確に上がる場面が非常に少ないからである。

何故なら起点型ランドロスは受けることが難しいポケモンでは決してなく、仮に岩石封じを貰ったところで裏のポケモンに引くことで解決できることが多いからである。

確かに岩石封じ+ステロの動きは「ステロ撒きとしては」強いが、この動きをしてしまうと相手のポケモンがほぼHPフルの状態で3体残ることが多いため、前述した通り勝率を上げるためにはこの動きをしない方がいいことが多い。

一方で叩き落とすは、相手の輝石や残飯、混乱実を叩くことで相手の耐久を疑似的に下げ、裏のポケモンで処理しやすくなったり、持ち物の読みにくいカプ・テテフランドロスロトムといったポケモンへの持ち物を特定し、その後の戦略を立てやすくしたりと、パーティ全体での勝率を上げる行動を行えることが多いのである。

例えば初手ランドロス-カプ・テテフ対面において、岩石封じでは相手がスカーフだった場合一旦下げることでスカーフのSラインを戻すことができ、こちら側もそれを考えた立ち回りをしなければならない。しかし叩き落とすの場合はスカーフならその行動自体が出来なくなり、更にこちらもそれを知ることが出来るため、被サイクル数を減らすことにも繋がる。

情報アドバンテージも馬鹿にならず、持ち物から判明した型次第で裏のポケモンが積むかどうかを考えられたりもする。

また、岩石封じは命中率が低く、外しで試合が終わる可能性があること、火力としては4倍岩石封じよりも等倍大爆発の方が高いことも加え、起点ランドロスには岩石封じではなく叩き落とすの方が良いのではないか、と考察しておく。

 

 

No.2 アーゴヨン

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【性格】臆病

【特性】ビーストブースト

【持ち物】ドクZ

努力値】4-x-0-252-0-252

【技構成】ヘドロウェーブ 大文字 身代わり 悪巧み

 

表のZエース。

技範囲のピーキーさ故に交代択が発生しやすいという弱点を、身代わりを持たせることで緩和した型。有利対面を取り、相手が裏に引きそうな場合に身代わりを残すことで、Z透かしを逆に悪巧みのポイントにしていくことができる。

ギルガルドに対して勝負がしやすくなったり、電磁波や欠伸、胞子を入れて処理しようとしてくるポケモンを逆に起点にするといった、交代択キラーの側面も。

ミミッキュ対面は欲張って剣舞を積んでくるやつがいるが、そういうやつは毒の海に沈めばいい。素直にZを切ってきた場合はギャラの起点なので問題はない。

ドクZは通常ミミッキュなら落ちるが、ABミミッキュだとぎりぎり耐える(ステロ込みなら落ちるくらい)ので、それを見て震えながらミミッキュの素早さを悟ったりもする。

メインロムの20チャレンジの時大文字を2回外したので、ビールかけには参加させない。

 

 

No.3 ギャラドス

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【性格】陽気

【特性】威嚇→型破り

【持ち物】ギャラドスナイト

努力値】4-252-0-x-0-252

【技構成】滝登り 地震 氷の牙 龍の舞

 

表メガエースで、自分が一番信頼しているメガ枠。

特に言うこともない。普通の型。

何シーズンか使って技構成はちょくちょく変えているものの、まあここに落ち着く。

アームハンマーはたまに避けるが、気合玉は絶対に避けない。

 

No.4 カプ・レヒレ

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【性格】臆病

【特性】ミストメイカ

【持ち物】ウイのみ

努力値】164-x-0-92-0-252

【技構成】なみのり ムーンフォース 瞑想 挑発

 

前期使っていたレヒレが強かったので今期もトリックルームへの対応として採用。

カバやポリ2がいるときにもちょくちょく出していた。

速いレヒレは読まれづらく、上から瞑想を積むことでイージーウィン出来た試合が何試合もあった。ギャラドスや準速ミミッキュの上から挑発できるのもGOOD。

瞑想木の実レヒレはポリ2や激流ゲッコウガにも強いと思っていたのだが、ポリ2は全員が恩返しを持っていると言っても過言ではないくらいだったし、ランドを出すと激流なのにレヒレを出すとダストシュート型だったので、許さない。

CはC↑ムンフォで無振りギャラが確定2発。

ポリ2に恩返しを覚えさせるやつを規制する法律を作ってほしい。

 

No.5 メタグロス

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【性格】陽気

【特性】クリアボディ→堅い爪

【持ち物】メタグロスナイト

努力値】4-252-0-x-0-252

【技構成】アイアンヘッド 雷パンチ じだんだ グロウパンチ

 

お待たせしました今回のおもちゃ枠。

アーゴヨンギャラドスが厳しいバンギラス・ヒ―ドラン・トリルクチートあたりを考えた時に、どれにも比較的強く出られるということでメタグロスを仮置き。

当然対面したらバンギラスは引いてくるので、そのチャンスを何か生かせないかと考えポケモン図鑑を見ていたところ、グロウパンチを発見したので採用。

ステロ+グロパン+A↑雷P2発でエアームドに最低でも145%のダメージが入るため、後投げエアームドでは受けきれない。そのためバンギが絡むサイクルの殆どに強くなり、今まで比較的厳しかったブルルやカグヤ絡みのサイクル、受けループ等にも強くなった。

性格を陽気にした理由は、最速100属に抜かれるのが嫌だったのと、意地にするとA+の状態のイカサマで落ちてしまうから。

技構成は、メインウエポンのアイへ、この型のコンセプトであるグロパンと雷パンチまでは確定で残り1枠。ヒードランギルガルド、後投げされるゲンガーやコケコを意識してじだんだにしたが、冷凍パンチやアームハンマーバレットパンチでもいいかもしれない。

絶対に弱いと思っていたが、これが比較的強く、使っていて楽しかったのでこれからもちょくちょく使っていくかもしれない。

尚、このグロスはしっかりと役割対象が決まっていて火力も上げられるので、グロスの中では犯罪を執り行った回数が少ない方だと思う。

個体をくれたともさんありがとうございました。

 

No.6 ウルガモス

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【性格】臆病

【特性】炎の体

【持ち物】ヒコウZ

努力値】4-x-0-252-0-252

【技構成】炎の舞 めざめるパワー地 暴風 蝶の舞

 

めちゃくちゃ悩んでいた裏Z枠。

最終週までミミッキュを使用していたが、ほぼほぼ選出しなかったので、思い切って最後の週末にめざ地ガモスを育成した。

アーゴヨンを出しにくいポケモンの時に選出することが出来るようになったのはとても大きかったと思う。

100属と最低でも同側勝負をするために最速を取ったが、火力は全然足りなかったが、それでもかゆいところに手の届く活躍だったと思う。

こいつの炎の体はこいつが負けて試合が終わるときに発動することが非常に多かったので、怨念だと思ってもらいたい。

 

基本はランド+Z枠+ギャラの選出をしていた。

ヒレはトリルパやフィールドを展開して勝ちを狙う時に選出。

低速サイクルへはメタグロスを選出し、崩しを狙っていた。

 

 

④感想

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今期は、自身初の2ROM20や20からの1勝が達成でき、メインロムでは100戦以内での20達成が出来たりと、自分の戦いの方向性がしっかりと見えてきたシーズンだったのかなと思います。

パーティを見返してみたら6匹全員が最速で、努力値が殆どぶっぱだったので、もう少し真剣に調整を考えてみたほうがいいのかなとも思いましたが、攻撃も素早さも削りたくないので、これからも4振りを調整と呼ぶことにします。

ゲッコウガへの対処が不十分だったりと、パーティ的に課題が残るものも多くありますが、これからパーティを改良しながら、より良い構築とより高みを目指して頑張って行きたいと思います。

今期対戦させていただいた方々、本当にありがとうございました!

 

⑤あとがき

ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございました。

個人的には環境からギャラアゴの並びが減っているような気がするので、少しでも参考になったら幸いです。

ご意見、ご感想がありましたら、Twitter(@pectinpoke)までリプ等お願いします。

読んだよ~!みたいなのだけでも非常に嬉しいです。

それではまた、次の記事でお会い出来たらうれしいです。