【S15シングル】神速展開ランドアゴギャラ【最高最終2003】
皆さんこんにちは、ペクチンです。
2シーズンぶりにレート2000を達成することが出来たので、構築記事という形で残していきたいと思います。
1.構築コンセプト
いつも使っているランドロス、ギャラドス、アーゴヨンから構築をスタート。
裏Zとして初めにオウム返しZコケコを採用(その後特殊型に変更)、厳しいガルーラ、クチート軸に対してのメガ枠としてリザードンYを採用した。
更に、グロス軸、ガルーラ軸への勝率が悪いと考え、比較的先発が安定するカビゴンを採用して構築を組んだ。
2.個体紹介
①ランドロス
【性格】陽気
【特性】威嚇
【努力値】0-252-0-x-4-252
【持ち物】気合の襷
一番信頼している先発要員。
困った時はとりあえず初手に投げておけば何らかの仕事はしてくれるポケモンであったため信頼していた。
しかし、この構築を使って長いこともあり、先発としてのランドロス展開が読まれることも少なくなかったため、カビゴンやリザードンを先発で出して暴れた後、襷を盾にストッパーとしての仕事をさせることも少なくなかった。
以前に比べ、ボルトロスや最速テテフが増えたため岩石封じが欲しいと思う場面も少なくはなかったが、それらは爆発のタイミングで誤魔化した。
今期はDLポリ2が非常に多く、攻撃⇒トリルの動きが非常に強力だったため、叩き⇒爆発による行動阻害を頭に入れて行動することが大切であった。
②アーゴヨン
【性格】臆病
【特性】ビーストブースト
【努力値】0-x-0-252-4-252
【持ち物】ドラゴンZ
【技構成】流星群 ヘドロウェーブ 大文字 悪巧み
一般的なタイプのアーゴヨン。
最終日直前まではカバマンダガルドのギルガルドを強く意識し、以前のシーズンと同じ毒Zアーゴヨン(ヘドロ爆弾・大文字・悪巧み・身代わり)を使用していたが、カプ・コケコの型を変更したことと、最終日付近にバンギラス・ヒ―ドランが非常に多いと感じたため、少しでも打点が欲しかったため、ドラゴンZに変更した。今シーズンはアーゴヨンがあまり刺さっていないと感じることが多く、以前に比べて強引な選出は控えたが、それでも刺さった時の制圧力は光るものがあった。
③ギャラドス
【性格】陽気
【特性】威嚇⇒型破り
【努力値】0-252-0-x-4-252
【持ち物】メガストーン
【技構成】滝登り 氷の牙 地震 龍の舞
この構築のエース。
まずはギャラドスを通すことを考えた。技構成に関してはこれで完成されていると思っている。ミミッキュ用にアイアンヘッドが欲しいと考えることも多かったが、最近は+1滝登りでABミミッキュが倒せないことよりも、竜舞の場面で搦手を入れられることが多いので、対策自体は他で打つ方が得策だと考えた。
昨シーズンの終盤は散々な出来だったが、今期最終版は豪運を発揮し、20に上り詰める原動力となってくれた。
④カプ・コケコ
【性格】臆病
【特性】エレキメイカー
【努力値】0-x-0-252-4-252
【持ち物】電気Z
【技構成】10万ボルト めざ氷 草結び 挑発
今期終盤までは受け崩しを兼ねてオウム返しZのコケコを使っていた(これに関しては単体考察の記事を書こうと思う)が、終盤にどうしても安定したZ枠が欲しくなり型の変更を行った。ミミッキュやバンギラス、ヒードランなどに挑発を撃ち、動きを止めて裏のギャラドスで強引に舞っていくムーブが非常に強かった。
ゲッコウガよりも速いことは大きなアドバンテージで、ゲッコウガ入りには積極的に選出を行うようにしていた。
⑤リザードン
【性格】臆病
【特性】猛火⇒日照り
【努力値】0-x-0-252-4-252
【持ち物】メガ石
【技構成】火炎放射 エアスラッシュ 気合玉 オーバーヒート
ギャラドスを選出できない時の裏メガ。
ギャラドスを選出できないクチート軸、ガルーラ軸、バンギラス・ヒ―ドラン入りの受け系統が役割対象。
ガルーラやクチート軸のミミッキュ、裏のリザードンに対して上を取りたかったため最速で採用した。
気合玉に関しては命中不安だったが、ギャラドス軸で強引に崩しに行くよりは確率が高いと割り切ることにした。実際に今まで厳しかったバンギ・ドラ入りの受け系統に対してある程度の勝率が稼げたので非常に良かった。
ソーラービームは、グロスレヒレの軸に出さないため、めざ氷はボーマンダ、ガブリアスの上を取れていないため採用外とした。
⑥カビゴン
【性格】意地っ張り
【特性】食いしん坊
【努力値】52-204-252-x-0-0
【持ち物】フィラのみ
【技構成】恩返し 冷凍パンチ カウンター 欠伸
ランドロスを出しづらい時の先発要員。
メタグロス、ガルーラの軸に対して先発で投げることが多かった。
恩返しは捨て身にするか迷ったが、HPを削りたくなかったのと、レヒレに対して十分な火力が入ることが多かったため変更はしなかった。
サブウエポンは炎のパンチを採用していたが、ガルーラ軸、グロス軸に同居するランドロスを安定して削るために冷凍パンチに変更した。
調整はHBを+1陽気マンダの捨て身耐え、残りをAに回した。
カウンターは読まれることも多かったが、刺さると1匹でパーティを半壊させるほどのパワーがあって強いポケモンだと感じた。
3.選出
基本的には、ランドロス・カビゴンから入って場を整え、コケコ、アーゴヨンで暴れ、最後にギャラドスで締めるというルートを取った。
相手の先発が読める場合は、コケコ、リザ、アゴあたりから入って、ストッパーとしてランドロスを裏に置くこともあった。
※個別の選出に関しては、需要があれば追記します
4.総括
今期は2シーズンぶりに20を達成できたシーズンではありましたが、最終盤までレートが伸び悩み、厳しいシーズンでした。
このランドアゴギャラの軸に関しても、ずっと使い続けてきて、完成度は上がっていると感じるものの、環境的には正直逆風かなという感じでした。
それでも何とか目標としていた20を達成できたことは非常に嬉しいですし、頑張ってきてよかったと思います。
シーズン16はどのようなパーティで潜るかは未定ではありますが、頑張ろうと思います。
励ましてくれた皆さん、対戦していただいた皆さん、本当にありがとうございました!
何かありましたら@pectinpokeまで、気軽にフォローしてもらえたら嬉しいです。