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ポケモンシングルレート最高レート2016(SMシーズン3)シングルレートの構築記事を中心に書いていきます。デンチュラ大好き

【SV S2】神速展開サルカイリューストリンダー【最終160位】

お久しぶりです、ペクチンです。
今回は、SVシーズン2において最終130位(2142)を達成できたため、記事を書かせていただこうと思います。
最後までお付き合い頂ければ幸いです

 

構築経緯

コンセプト
・起点+2エースの積み展開
・相手のテラスタイプ、タイミングで勝率を大きく変動させない

シリーズ1の環境では、自分の最も得意な「起点+2エース」の積み展開構築が十分に戦えるのではないかと考え、ここに合うようなポケモンを模索するところから構築を開始した。

そこで、天然系統にも強いノーマルテラスギアチェンジストリンダーとHBゴツメカイリューをベースに構築を構築した。

 

個別紹介

1.コノヨザル@気合の襷
やるき 陽気 AS252 格闘テラス

シャドークロー 岩石封じ アンコール ステルスロック

【役割】起点作成要員
【調整】襷を持たせるためAS振り切り、サーフゴーの持ち物を判別出来るように最速
【テラス】格闘(使用せず)

ストリンダーと同居することで、麻痺からのビルド型にも見えることから、選出画面で型を特定されにくく、初手投げしてもスカーフや電気玉投げつけるなどの型をケアする必要があり、1点読みの行動をされにくいことを評価して採用した。
電気玉投げつけるでは行動保証が無い点や、2体目以降の起点になる可能性がある点を嫌い、襷を持たせて岩石封じを採用した型とした。
初手にウルガモスを投げられてオバヒを撃たれるような試合が複数あったため、正解だったと思う。

 

2.ストリンダー@のどスプレー
パンクロック 控えめCS252 ノーマルテラス

オーバードライブ 爆音波 身代わり ギアチェンジ

【役割】エース1
【調整】火力特化 S+1でスカーフガブリアス抜き
【テラス】爆音波の火力を上げられるノーマル

最強ポケモン。ほぼ全試合出した。
天然系統で止まらない積みエースとして初期から評価していたが、期待以上の活躍を見せてくれた。
ノーマルテラスの爆音波の火力は凄まじく、等倍でダメージが入るポケモンであれば殆どのポケモンを1発で吹き飛ばせる。
素早さも+2でスカーフガブリアスを抜けるため、1度ギアチェンジを積んでしまえば3タテ出来る試合も多かった。
身代わりとの相性が非常によく、交代際に身代わりを貼ることでギアチェンジの隙を作ったり、相手のテラスタルを見てから技選択できたりする。
また、身代わりがキョジオーンの塩漬けやカイリューの炎の渦などを耐えるため、このあたりのポケモンを起点にしていくこともできた。
基本選出の中で面倒な天然系、搦手系を対策できたのが、ランクを上げられた1つの要因だったと感じる。

 

3.カイリュー@ゴツゴツメット
マルチスケイル 腕白H252B108S156 フェアリーテラス

 

ドラゴンクロー 地震 竜舞 羽休め

【役割】エース2
【調整】S+1でゲンガー抜き 残りHB
【テラス】ドラゴン、悪技を抑えたいことが多いためフェアリー

なるべく広く浅く対応出来るようにHBベースの2ウエポン竜舞羽とした。
ストリンダーとの相性が良く、ストリンダーが厳しいポケモンカイリューが、カイリューが厳しいポケモンはストリンダーが起点にすることができることが多い。
パーティとしてゲンガーに隙を見せないように、素早さを+1でゲンガー抜きまで振った。

 

4.炎ケンタロス@風船
陽気 AS252 地面テラス


フレアドライブ インファイト 地震 岩石封じ

【役割】デカヌチャン・キラフロル展開への初手、サイクル系統へのスイーパー
【調整】振り切り
【テラス】地震の火力を上げるための地面

デカヌチャン、キラフロル展開への初手置き。
ステルスロック以上の行動をされないようにするために採用。
H振りベースのデカヌチャンを一撃で落とすためにレイジングウシではなくフレアドライブ
受けループやアマガドオーサイクルへのスイーパーとしても選出した。
風船を持たせることでキラフロルにマッドショットを撃たせずに処理をしたり、毒びしを踏まずに着地させることができた。敢えて持ち物を晒すことで、レイジングウシを耐えるデカヌチャンを突っ張らせる効果もあったと思っている。

 

5.ミミッキュ@命の珠
陽気AS252 ゴーストテラス

じゃれつく シャドークロー 影打ち 呪い

【役割】初手クエスパトラへの初手、分身等の展開系統への対策
【調整】振り切り
【テラス】シャドクロ、影打ちのリーチを伸ばせるゴースト

初手のクエスパトラがかなり厳しかったので採用。
ガブリアスのステロ展開が見えている場合や、分身、クエスパトラなどのバトンパにも選出した。

6.ラウドボーン@締め付けバンド
天然 図太いH252 B180 C4 D52 S20 フェアリーテラス


炎の渦 身代わり 呪い 怠ける

【役割】相手の展開系への牽制、受けループ
【調整】4振りラウドボーン抜き抜き、テラス状態でウルガモスの炎の舞2耐え、残りB

ここまでの5匹で、環境にいるパーティの多くに対応できていると感じたため、選出しない場合でも相手に圧力を与えられるポケモンとして、ラウドボーンを採用した。
しかし、以前使用した経験から、このワニに寄せられる信頼は1ミリも存在しておらず、基本的に選出しないことは明らかであったことから、通常の型としての使用ではなく、少し厳しい対受けルに特化した型とした。
選出機会としては十分ではなかったものの、対受けループに関しては無類の強さを誇った。

 

選出

基本選出:コノヨザルor炎ケンタロスorミミッキュ+ストリンダー+カイリュー
 →コノヨザルのステロ展開からストリンダーとカイリューの積みリレー
 →相手の展開によってミミッキュ・炎ケンタロスからスタート

対サイクル系:コノヨザル+ストリンダー+ケンタロスorカイリュー
 →ストリンダーでのサイクル破壊を狙う

対受けループ:ラウドボーン+ストリンダー+ケンタロス
 →ラウドボーンで崩して残りでスイープ

対ギミック系:コノヨザルorケンタロスミミッキュ+ストリンダーorカイリュー
 →ミミッキュの呪いでの対処しつつストリンダーかカイリューを通す

 

基本的にはストリンダーまたはカイリューでの全抜きを狙っていく形。
特にギアチェンジを積んだストリンダーを止められるポケモンが環境に殆どいないため、ステロ展開とカイリューでストリンダーが身代わりorギアチェンジを積めるタイミングを探っていく。

 

結果

最終160位(2142)

 

 

最終日付近はかなり勝てていて、正直もう少し行けたかな、というシーズンでしたが、今まで2100を取ったことがなかったこともあり、安全を取って保存する形を取りました。

サブロムがあればもう少し行けたかな、という思いもあって少し残念な気もしますが、これで2100も取れたので、次は最終2桁を狙っていければと思います。

 

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