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ポケモンシングルレート最高レート2016(SMシーズン3)シングルレートの構築記事を中心に書いていきます。デンチュラ大好き

【S13シングル】神速展開ランドギャラアゴ【最高2063】

こんにちは、ペクチンです。

シーズン13お疲れ様でした。

今期は自己最高となる最高レート2063を達成できたので、構築記事を書いていきたいと思います。

卒業論文に追われて投稿がめちゃくちゃ遅くなってしまったことを始めにお詫びします。 

 

①パーティコンセプト

 

 

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シーズン12が非常に悔しい結果に終わり、パーティの大幅な変更を覚悟し、パーティの軸の変更すら頭をよぎったが、展開構築が非常に厳しくなり、レート上位ではアゴギャラの並びを殆ど見なくなった今、なんとしてでもこの構築を守り抜かなければならないと感じ、結局またいつも通り、ランドロス-アーゴヨンギャラドスの並びから構築をスタートした。

今まではバンギラスヒードランカビゴンがいる際にアーゴヨンが出せず負けることが多かったため、裏Z枠を探していたところ、ダッシュポケ(@dasshupoke)さんから奮い立てる型のゲッコウガを紹介してもらい、裏Z枠として採用が決まった。

ここまでで重めなカプ・コケコやゲッコウガへの駒として、カビゴン、更にカビゴンと相性の良いゲンガーを採用し、パーティが完成した。

 

②個体紹介

ランドロス

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性格:陽気

努力値:0-252-0-x-4-252

持ち物:気合の襷

技構成:地震 叩き落とす 大爆発 ステルスロック

 

いつもの起点づくり要員。

殆ど全ての試合で選出した。

一般的なランドロスと異なり、岩石封じを切って叩き落とすを採用。

そのため、アゴギャラの並びが処理に困りやすいカバルドンポリゴン2ナットレイテッカグヤ、スカーフ持ち等に大きな役割を持てる。

岩石封じが欲しい場面はそこまで無いというのが正直なところだが、ボーマンダなどの起点にならないようにするために大爆発で自主退場するタイミングを常に気を付けていた。

ステロ→大爆発の流れは読まれやすいので、場合によってはステロを撒かず、削りを優先することも必要。

今期はあまり凍ったり怯んだりすることはなかったが、水手裏剣は沢山当たった。

間違いなく選出率1位。

 

アーゴヨン

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性格:臆病

努力値:4-x-0-252-0-252

持ち物:ドクZ

技構成:ヘドロ爆弾 大文字 身代わり 悪巧み

 

この構築の表Zエース。

アーゴヨンの長所であり短所でもある技範囲のピーキーさを身代わりでカバーした。

交代や欠伸などのタイミングで身代わりを張って悪巧みの隙を作り、いくつものイージーウィンを作り上げた。

本来であればヘドロウェーブの方が火力は高いが、Z技にした時の火力が変わらないことから、追加効果の毒の確率に期待してヘドロ爆弾を採用した。

実際に火力が足りないと感じたことは殆どなかったが、追加効果で拾った試合が少なからずあったため、この変更は正解だと感じた。

身代わりを入れる場合、努力値の余り4をHに振らなければならないが、そうするとBとDが同じ数値になり、ダウンロード対策が出来なくなるのが欠点。B個体値28-29の個体が必要だと感じた。

調子や流れが悪い時に大文字を外しがちなので、僕とこのポケモンは一心同体だと感じた。

選出率は3位。

 

ギャラドス

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性格:陽気

努力値:4-252-0-x-0-252

持ち物:メガ石

技構成:滝登り 氷の牙 地震 竜の舞

 

今や不動のエース。このポケモンもほとんどの試合で選出した。

技構成や努力値に関しても、正直これ以外ないかなと考えている。

現在はメタグロスアームハンマーを持っていることも多いので、メガのタイミングは非常にシビア。

基本的にはメガせずに戦うことを念頭に置きたい。

今期初めての20チャレで、削れたボーマンダ相手に氷の牙を外して負けた大戦犯になりかけたが、20↑の戦いで非常に活躍したので許した。

選出率は2位。

 

ゲッコウガ

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性格:やんちゃ

努力値:0-252-0-4-0-252

持ち物:ノーマルZ

技構成:ギガインパクト けたぐり 悪の波動(冷凍ビーム) 奮い立てる

 

アーゴヨンを出せないときの裏エース。

今までこの枠にはずっと悩んできたが、今回はここにこのゲッコウガがピタリとはまってくれた。今回のMVP。

バンギラスヒードランカビゴンなど、アーゴヨンが止まるポケモンに強く、かつボーマンダを呼ばない、という難しい要求であったが、これを解決できるウルトラCであった。

しかし、扱いが多少難しく、終盤には奮い立てるゲッコウガの行動を読んでくる相手も一定数いたため、この枠に関しては更なる考察が必要であると感じた。

この型を紹介してくれたダッシュポケさん、ありがとう。

選出率は4位。

 

ゲンガー

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性格:臆病

努力値:0-x-0-252-4-252

持ち物:メガ石

技構成:シャドーボール ヘドロ爆弾 気合玉 鬼火

 

裏メガ枠として今回はゲンガーを採用した。相手のゲンガーやコケコとも最低限同速勝負ができることや、メタグロスゲッコウガを上から殴れることもあり、初速が速いポケモンは強いんだなあ、と感じた。(小並感)

技構成は、ヘドロ爆弾を確定として、後述するカビゴンのサポートをするために鬼火を採用した。しかし、他に状態異常を撒けるポケモンもいなかったため、祟り目ではなく、鬼火を入れなくとも火力の出せるシャドーボールを採用した。

ゲッコウガとセットで選出することも多かったが、どうしても相手にミミッキュやS上昇できるポケモンがいると選出しづらかった印象。この枠に関しては更なる検討を行いたいと思う。

選出率は5位。

 

カビゴン

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性格:意地っ張り

努力値:212-4-244-x-44-0

持ち物:ピンチベリー

技構成:捨て身タックル ヘビーボンバー 呪い リサイクル

 

ここまでで重めなゲッコウガ、カプ・コケコへの誤魔化しとして、かつランドカビゲンの並びを形成するために採用。

調整はとりあえずテンプレのものを流用させて頂いた。

メインウエポンとして恩返しでなく捨て身タックルを採用したが、木の実調整をしてくる相手のプランを崩すことができ、また純粋に火力面でも魅力的だった。

サブウエポンはルカリオバシャーモギルガルド等がいるときは基本的に選出しないと決めていたため、ミミッキュへの遂行速度を高めるために地震ではなくヘビーボンバーを採用した。

選出したときは非常に活躍してくれたが、相手の全てのポケモンが毒持ちに見え、選出できるパーティが限られてしまったのが非常に残念だった。

免疫の食べ残し型なども試してみたいと感じた。

選出率は6位。

 

③振り返り

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今期は初めて20ガッツリと潜り、最高レートを大きく更新して2063まで上げることが出来ました。20を超えてからは多少マッチングや運に恵まれた部分もありましたが、それでもここまでレートをあげることが出来たことは、非常に嬉しく思います。

ランドギャラアゴという構築に関しては、ミミッキュをはじめとするストッパーの存在もあり、お世辞にも環境トップクラスであるとは言えません。今期も、18帯を超えてから多くの試合数をこなしましたが、この構築のランドアゴギャラの構築に当たることはありませんでした。

しかし、この構築はトップメタとも十分に渡り合える実力のある構築だと、個人的には考えています。選出率の低かったポケモンに関しては再度見直し、より完成度の高い構築を作っていければと考えています。

 

最後になりますが、今期対戦していただいた皆さん、アドバイスをくれた皆さん、応援してくれた全ての皆さん、本当にありがとうございました。

 

この構築に関して、ご意見、ご感想等あれば、ペクチン(@pectinpoke)までコメントいただけたら幸いです。